中学校の理科で覚えた元素周期表の覚え方「水兵リーベぼくの船…」を思い出してみてください。水素(H)から始まるこの表ですが、実はメンデレーエフが最初に発表した周期表には、水素の前に「0番元素」としてエーテルが記載されていたことをご存知でしょうか。
しかし、このエーテルは後に公式の元素周期表から姿を消すことになります。なぜ消されたのか、そしてエーテルとは一体何だったのか。この謎を追いかけてみましょう。
ニコラ・テスラとエーテル理論
20世紀初頭の天才発明家ニコラ・テスラは、光や電波を「大気中のエーテルの振動」として理解していました。現在私たちが当たり前のように使っているスマートフォンが電波を受信できるのも、テスラの理論によれば「エーテル」という媒質があるからこそ可能になるのです。
テスラはエーテルを利用したフリーエネルギー装置の開発を進めていたとされますが、1943年に不審な死を遂げます。その後1950年頃、科学界は「エーテルは存在しない」と公式に発表しました。
参考文献:『ニコラ・テスラが本当に伝えたかった宇宙の超しくみ』(超☆わくわく出版)
天体観測で見えてきた疑問
筆者自身の体験談として興味深い観測結果があります。双眼鏡で月を観察していた際、雲が月の方向に流れてきても、月が雲に隠れることなく輝き続けるという現象を目撃しました。
公式には地球と月の距離は約38万キロメートルとされており、雲のできる対流圏とは比較にならないほど遠い位置にあるはずです。しかし実際の観測では、月や太陽が思いのほか近い距離にあるように見える現象が確認できます。
プラズマ理論と新たな宇宙観
静岡大学の研究によると、夜空に見える星の99.99%がプラズマ状態であるとされています。プラズマとは固体、液体、気体に続く「物質の第4の状態」で、蛍光灯やネオンサイン、雷などでも観察できる現象です。
この理論に基づくと、月も太陽もプラズマとして発光している可能性があり、従来の宇宙観とは大きく異なる世界像が浮かび上がってきます。
フラットアース理論の台頭
近年注目を集めているのが「フラットアース(地球平面説)」です。この理論では、地球は球体ではなく平面であり、高度117km付近に「天蓋」と呼ばれる特殊な氷の層で覆われているとされます。
興味深いことに、国際連合(UN)のシンボルマークは、まさにこのフラットアースの地図を思わせるデザインになっています。また、航空機の航路を従来の地球儀ではなくフラットアースの地図で確認すると、より直線的で効率的なルートになることが指摘されています。
歴史的資料との整合性
日本の山寺で発見された約1000年前の世界地図や、2017年にベルギーのリエージュ大学のDavid Vanderper教授が発表した地球全体地図は、従来の球体地球説とは異なる世界観を示しています。
これらの資料は、私たちの住む地球が巨大な領域の一部分に過ぎない可能性を示唆しており、テスラの「地球は領域である、地球の端はない」という言葉と符合します。
現代における検証の試み
2023年、実業家イーロン・マスクが打ち上げたロケットは、高度を上げた際に突然爆発しました。メディアは失敗と報じましたが、スタッフたちは歓喜していたという報告があります。これは天蓋の存在を確認するための実験だったのではないかという見方もあります。
宗教的・哲学的観点
旧約聖書の創世記第1章には「水と水の間に大空があり、天空の上にある水と下にある水に分けた」という記述があります。これは現代のフラットアース理論や天蓋説と興味深い一致を見せています。
まとめ – 真実への探求
エーテル理論から始まり、天体観測、プラズマ理論、フラットアース説まで、従来の科学常識に疑問を投げかける様々な観点を紹介しました。これらの理論が科学的に完全に証明されているわけではありませんが、私たちが当たり前だと思っている世界観を見直すきっかけになるのではないでしょうか。
重要なのは、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、自分自身の目で観察し、考察することです。読者の皆様も、夜空を見上げる際にはこれらの視点を思い出していただければと思います。
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