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中間管理職必見!本業と両立できる資産運用術【月1000円から始める自動積立投資】

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おはようございます。まけしらです。

また今日も朝から晩まで走り回る一日が始まりますね。上司からは「もっと数字を上げろ」と檄が飛び、部下からは「残業代が出ない」「人手が足りない」という相談が舞い込む。家に帰れば家族サービスもしなければならないし、自分の時間なんてほとんどありません。

私も2代目として会社を継いだ時、この板挟み状態に本当に苦しみました。毎日が精一杯で、将来のことなんて考える余裕がなかった。でも、ふと気づいたんです。この忙しさに埋もれて、自分の老後や家族の将来について真剣に向き合えていないことに。

「今の給料で定年まで逃げ切れるのか?」「子供の教育費は大丈夫なのか?」そんな不安が頭をよぎっても、目の前の仕事に追われて先送りしてしまう。これって、中間管理職あるあるじゃないでしょうか。

でも、だからこそ今、資産運用を始めるべきなんです。時間がないからこそ、効率的に将来への備えをする必要がある。私自身、試行錯誤しながら見つけた方法をお伝えします。

目次

忙しい管理職が陥る投資の罠

最初に言っておきます。私たちのような多忙な中間管理職が絶対にやってはいけない投資があります。

それは、日中の値動きを気にしながら売買を繰り返すデイトレードや短期売買です。「副業感覚で株で稼げる」なんて謳い文句に騙されてはいけません。

私の知り合いの課長も、昼休みにスマホで株価をチェックして一喜一憂し、午後の会議に集中できなくなってしまった経験があります。結果、本業のパフォーマンスが下がり、投資でも損失を出すという最悪の結果に。

情報収集にも時間を取られます。「この銘柄が上がりそう」「あの業界が熱い」といった情報を追いかけていると、それだけで膨大な時間が必要になる。私たちには、そんな時間はありませんよね。

さらに危険なのが、感情的な判断です。疲れ切った状態で投資判断をすると、冷静さを欠いた決断をしがち。「今日は調子が悪いから売ってしまおう」「ボーナスが出たから一気に買い増ししよう」こういった感情的な売買は、ほぼ確実に失敗します。

解決策は「ほったらかし投資」

では、どうすればいいのか。答えは簡単です。「ほったらかし投資」です。

具体的には、長期・積立投資を自動化すること。毎月決まった日に、決まった金額を、決まった投資商品に自動で投資する仕組みを作るんです。

この方法の最大のメリットは、ドル・コスト平均法の効果を享受できることです。毎月一定額を投資することで、価格が高い時は少なく、安い時は多く購入できる。結果として、平均購入単価を抑えることができます。

例えば、毎月1万円ずつ投資信託を購入するとします。ある月は基準価額が1万円だったので1口購入、翌月は5000円に下がったので2口購入。このように、自然と「安い時にたくさん買う」ことができるわけです。

私自身、この方法を取り入れてから投資に関するストレスが激減しました。値動きを気にする必要がないし、タイミングを計る必要もない。一度設定してしまえば、あとは勝手に資産が積み上がっていく安心感は格別です。

月1000円から始める実践ステップ

「投資って聞くと、まとまったお金が必要そう」と思っていませんか?実は、今は500円や1000円といった少額から始められるサービスがたくさんあります。

私がおすすめするのは、まず月1000円からスタートすること。これなら家計への負担も最小限ですし、心理的なハードルもぐっと下がります。「失敗しても1000円なら勉強代」と思えるレベルですよね。

投資商品選びのポイントは、手数料の安さです。特に積立投資では、購入時手数料が無料の商品を選ぶことが重要。長期間続けていく中で、手数料の差は想像以上に大きな差になります。

具体的には、インデックス型の投資信託がおすすめ。日経平均やS&P500といった指数に連動する商品なら、個別企業の業績を調べる必要もありません。市場全体の成長に賭けるイメージです。

設定方法も簡単。ネット証券で口座を開設し、積立設定をするだけ。私は給料日の翌日に自動で引き落とされるよう設定しています。給料が入ったら、まず投資分を「なかったもの」として扱う。これが続ける秘訣です。

本業に支障を出さないための心得

大切なのは、投資のことを考えすぎないこと。これは矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、中間管理職にとっては本当に重要なポイントです。

私は投資の状況を確認するのは月1回、給料日の後だけと決めています。日々の値動きをチェックしても、長期投資には何の意味もありません。むしろ、一時的な下落で不安になったり、上昇で調子に乗ったりするリスクの方が大きい。

家計に無理をかけないことも大切です。「投資は余裕資金で」とよく言われますが、私たち中間管理職には「余裕資金」なんてありませんよね。だからこそ、本当に無理のない金額から始める。月1000円でも、20年続ければ24万円になります。年利3%で運用できれば約33万円。これでも十分な成果です。

何より、ストレスを感じたらすぐに金額を下げること。投資でストレスを抱えて本業に悪影響が出たら本末転倒です。私も経験がありますが、投資のことが気になって部下との面談に集中できなかった時期がありました。そんな時は迷わず投資額を減らしました。

継続こそが最大の武器

資産運用において、私たち中間管理職が持つ最大の武器は「継続力」です。

毎日同じように出社し、理不尽な上司にも耐え、部下のフォローもしながら成果を出し続ける。この継続力があるからこそ、投資でも成功できるんです。

華やかな投資テクニックや一攫千金の方法なんて必要ありません。淡々と、毎月決まった金額を積み立て続ける。それだけで、10年後、20年後の自分に大きなプレゼントを贈ることができます。

私自身、この方法を始めて5年が経ちますが、気がつけばそれなりの金額になっていました。何より、将来への不安が軽減されたことで、本業にもより集中できるようになりました。

板挟みで苦しい毎日を送る中間管理職の皆さん。完璧を目指す必要はありません。月1000円からでいいんです。無理せず、自動化して、続けること。それが私たちにできる最良の資産運用術です。

明日からでも始められます。将来の自分のために、小さな一歩を踏み出してみませんか?

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この記事を書いた人

2代目たたき上げ社長です。経営者と社員の狭間で苦しんだ経験から、中間管理職の孤独や板挟みの辛さを痛感しています。上司と部下、理不尽な要求、成果への重圧に悩むあなたに寄り添い、解決のヒントを発信します。

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