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投資初心者の私が3年で130万円の資産を作れた理由|失敗しない資産形成の始め方

「投資なんて無理」と思っていた私が、なぜ今では毎月の積立が楽しみになったのか?

「老後2000万円問題」「年金だけでは生活できない」「物価はどんどん上がる」——こんなニュースを見るたびに、不安になりませんか?

実は私も3年前まで、銀行預金の通帳を見ては「全然増えないなぁ」とため息をつく日々でした。「投資なんて、お金持ちがやるもの」「難しそうで自分には無理」と決めつけていたんです。

でも、ある友人の話をきっかけに人生が変わりました。毎月3万円の積立投資を10年続けただけで、老後資金の目処が立ったというのです。半信半疑で調べてみると、これが理にかなった方法だと分かり、私も一歩踏み出すことにしました。

この記事では、投資初心者だった私が実際に試して効果を感じた資産形成の方法を、失敗談も含めて正直にお伝えします。読み終わる頃には「私にもできるかも」と思えるはずです。

目次

なぜ「貯金だけ」では危険なのか?

銀行預金の利息は年0.001%という現実

恥ずかしながら、私は長年この事実を知りませんでした。100万円預けても、1年で10円しか増えない計算です。

一方で、スーパーで買い物をするたびに物価上昇を実感します。去年100円だったパンが110円になり、ガソリン代も電気代も上がる一方。お金の価値は実質的に下がっているのに、預金の利息はほぼゼロ。これでは資産が目減りしているのと同じです。

複利効果の驚くべき力

友人から教わった「複利効果」という概念が、私の人生を変えました。複利とは、元本だけでなく、その利子にも利子が付く仕組みのこと。運用期間が長くなるほど、お金が増える力が強くなります。

具体例

  • 毎月3万円を年利5%で30年間積立
  • 元本:1,080万円(3万円×12ヶ月×30年)
  • 最終金額:約2,500万円
  • 増えた分:約1,420万円

「1,420万円も増えるの?」と目を疑いました。これが時間を味方にした投資の力だったんです。

初心者の私が選んだ3つの投資方法

つみたてNISA:税金ゼロの魔法の口座

最初に始めたのがつみたてNISAでした。投資で得た利益に税金がかからない制度で、年間40万円まで投資できます。

投資信託を選んだ理由は、専門家にお任せできるから。複数の投資家から集めた資金を、プロが株式や債券などに投資・運用する金融商品です。「自分で株を選ぶなんて無理!」と思っていた私にぴったりでした。

私の実践方法

  • 月3万円から開始
  • 全世界株式インデックスファンドを選択
  • 自動積立で「ほったらかし投資」

値下がりしても「安く買えてラッキー♪」と思えるようになったのは、長期投資の考え方が身についた証拠です。

iDeCo:投資しながら節税できる一石二鳥

iDeCoは老後資金準備を目的とした私的年金制度で、掛金全額が所得控除の対象となります。つまり、投資しながら今の税金も安くなる!

私の節税効果

  • 月2万円拠出
  • 年間約4万円の税金軽減
  • 3年間で約12万円の節税

「投資してお金を増やして、さらに税金も安くなるなんて!」と感激しました。ただし原則60歳まで引き出せないため、「老後資金専用の貯金箱」と割り切って始めました。

高配当株:定期的な「お小遣い」が嬉しい

慣れてきてから挑戦したのが個別株投資。特に高配当株は定期的にインカムゲイン(配当金)が得られるのが魅力です。

私の選び方

  • 普段使っている銀行や企業
  • よく行くコンビニやお店
  • 好きな商品を作っている会社

身近な企業なら業績もなんとなく分かりますし、応援する気持ちで投資できます。年2回配当金が振り込まれるときは、ちょっとしたボーナス気分です。

失敗から学んだ「続けるための3つのコツ」

ドル・コスト平均法で感情を排除

毎月決まった金額を自動で投資するドル・コスト平均法は、投資初心者の強い味方です。価格が高い時には少なく、安い時には多く購入できるため、購入単価を平均化できます。

何より「投資タイミングを考えなくて済む」のが楽ちん。自動積立にしてしまえば、忙しくても続けられます。

分散投資でリスクを抑える

「卵を一つのカゴに盛るな」という格言通り、値動きの異なる複数の資産に投資することで、リスクを抑えられます

私のポートフォリオ

  • つみたてNISA:全世界株式ファンド
  • iDeCo:バランス型ファンド(株式と債券)
  • 個別株:日本の高配当株数銘柄

一つがダメでも他でカバーできるという安心感があります。

一喜一憂しない長期目線

最初は毎日アプリで残高をチェックして、下がると焦っていました。でも、長期投資では短期的な値動きは気にしなくてOKだと分かってからは、月1回程度しか見なくなりました。日々の変動に一喜一憂せずに済むのも、長期投資のメリットです。

どこで始める?おすすめの証券会社

ネット証券が断然おすすめ

私は楽天証券を使っていますが、ネット証券は手数料が安く商品も豊富です。取扱商品数が多く、ポイントサービスも充実しています。

ネット証券のメリット

  • 手数料が安い
  • 商品ラインナップが豊富
  • スマホアプリで手軽に管理
  • クレジットカードで積立可能(ポイントも貯まる)

銀行だと手数料が高く取扱商品も限られるため、最初からネット証券を選んで正解でした。

最初は月1,000円からでOK

「いくらから始めればいいですか?」とよく聞かれますが、つみたてNISAなら月1,000円から始められます。私も最初は恐る恐る少額からスタートしました。

金額の目安

  • 月1万円:つみたてNISAで長期積立
  • 月3万円:つみたてNISA + iDeCo
  • 月5万円以上:上記 + 個別株

大切なのは金額ではなく、**「始めること」と「続けること」**です。

初心者におすすめの商品

迷ったら、金融庁が認めた長期投資向けのインデックスファンドから始めましょう:

  • 全世界株式インデックスファンド
  • S&P500インデックスファンド
  • 8資産均等バランスファンド

これらは1本で世界中に分散投資でき、専門知識がなくても安心です。

3年間の成果:数字と心の変化

実際の運用成績

投資を始めて3年経った今:

  • つみたてNISA:元本108万円→時価約130万円(+22万円)
  • iDeCo:元本72万円→時価約85万円(+13万円)
  • 個別株:配当金年間約3万円

市場の波はありましたが、長期的には順調に増えています。

心の変化が何より大きかった

でも、一番大きな変化は**「お金への漠然とした不安が減ったこと」**です。

以前は「老後どうしよう」「年金だけで大丈夫?」と常に不安を抱えていました。今は「毎月コツコツ積み立てているから大丈夫」という安心感があります。

経済ニュースも面白く感じるようになり、世界の動きにも敏感に。投資を通じて世界とのつながりを感じられるのは、予想外の収穫でした。

まとめ:今日から始める小さな一歩

完璧を求めなくていい

投資を始める前の私は「もっと勉強してから」「まとまったお金ができてから」と先延ばしにしていました。でも、完璧な知識や大きな資金は必要ありません。必要なのは「一歩踏み出す勇気」だけです。

今日からできる3つのアクション

  1. ネット証券の口座開設(スマホで10分)
  2. つみたてNISA口座の申込み
  3. 月1,000円からでも積立開始

投資は未来の自分への贈り物です。今の小さな一歩が、10年後、20年後の自分を支えてくれる。そう考えると、ワクワクしませんか?

月1,000円でも、週1回のコーヒー代を投資に回すだけでも、始めることに意味があります。きっと1年後には「始めてよかった」と思えるはずです。私がそうだったように。

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この記事を書いた人

2代目たたき上げ社長です。経営者と社員の狭間で苦しんだ経験から、中間管理職の孤独や板挟みの辛さを痛感しています。上司と部下、理不尽な要求、成果への重圧に悩むあなたに寄り添い、解決のヒントを発信します。

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